四国一周サイクリング(総集編1)

いつも輪ブログを読んで頂き
ありがとう御座います。

2019年4月24日~5月3日(10日間)
四国一周サイクリングに行ってきました。

今回は、この旅の総集編として、
これから四国一周してみようかな?
そんな人のために参考になればと
思い輪々の経験をまとめてみました。
少しでも皆さんの役に立てれればと
思います。
かなり長い記事になると思いますので
四国一周に興味の無い方はスルー
してくださいね。

【四国一周サイクリングとは】

元々、自転車で遠くに行くことが好きな
輪々。
半年前、愛媛県が主体となる、
「四国一周チャレンジ1000kmプロジェクト」
の存在を知ります。
エントリー料金 8000円を支払うと、
・サイクルジャージ
・スタンプカード
が、送られてきます。

サイクルジャージがこちら。

スタンプカードがこちら
四国4県で定められた29箇所の
道の駅に立ち寄りスタンプを押して行きます。
これは一気に周ることはしなくて良いです。
エントリー日から3年以内に完了すればOKです。
しかも、29箇所の全てのスタンプを押す必要は
ありません。
高知県内3ヵ所以上の合計15ヵ所以上の
スタンプを押せばOKです。
この条件を満たせば完走証とバックルが
送られてきます。
今回の10日間で同じサイクルジャージを
着た方と15人程、出会いましたが一気に
周る方は5名でしたね。
他の方は分割して一周すると言ってましたよ。

四国一周サイクリング チャレンジ 公式HP

https://cycling-island-shikoku.com/

【旅のおさらい】

オヤジ輪々です。
記憶が残っている内に1日目~10日目の
出来事を書いてみます。前に書いたブログと
重複するところもありますがご勘弁ください。
また旅の途中で疲れ果てスマホからのブログ
で疲れていて書きたくても書けなかった事も
書きますね。

(1日目:4/24)
宇野港6:25発 高松港7:30着のフェリーに
乗りましたね。
フェリー内でグルグル巻きに固定されるラレー号
自分のモチベーションを上げるために
作成した看板?この看板は後に大活躍
しましたね。
四国一周のサイクルジャージを着ていても
四国の方でも、まだ認識度は低い、またGW
ってことで他県からも大勢の方がくるので、
一見、「自転車で旅をしている人だな~」
ってのは分かりますが、この看板を付けて
おけば四国一周している事が一目で分かります。
実際、この看板を見て多くの人に話し掛けられ
ました。「また写真を撮らせてください。」って言う
事も結構ありましたよ。

さて、高松市に到着して四国一周の始まりです。
11号線から徳島県を目指します。
ここで注意。
この四国一周旅で、一番道路の路面状態が
悪かったのは高松~志度町の間、約10km。
車道は狭い上に凸凹、歩道も一緒でした。
気を付けてくださいね。

そして記念すべき第一号のスタンプを、
道の駅 源平の里むれ で押しました。

その後、徳島県に向かった走りますが。
午後、津田の松原で2個目のスタンプゲット。

海岸で遠くを見ている輪々(津田の松原の海岸)

徳島県に入った途端。

ここから午前中は曇りでしたが、天候
が急変します。
雨は小雨ですが、猛烈な風。


猛烈な向かい風で、もう前に進むことが
できず、バス停で休憩。
丁度、休憩していると嫁ちゃんからラインが。
このサングラスを外して、老眼鏡に
付け変えますが、後ろのコンクリート壁に
置いたサングラスは一瞬で風で持っていかれて
海に沈んで行きました∑(´□`;) ヤメテー!!
残りの9日間は、持参した老眼鏡での旅を
余儀なくされますく(“0”)>なんてこった!!

しかし、この辺りは何もなく徳島市内まで
走らなくてはなりません。

この状況で、


もう、まともに自転車を乗れる状況では
ありません。
更に地獄が、鳴門スカイライン。
体力、体温を完全に削られるなか、山を
上って行きます。
で、ほぼ頂上付近に差し掛かると
堀越橋ってのがあります。
かなり高度な場所で左右に何も無く
強風が右から左へ拭きぬける。
約300mの橋だったと思います。
また橋の欄干が低い。
自転車を押して行きますが、一度、
強風ではありますが、更なる突風が
拭いて押しているにも関わらず、
自転車を倒してしまい、輪々の体も
欄干に叩きつけられます。
この旅の一番の恐怖でしたね。
その後も、2つ橋がありましたが、
自転車を押して進みました。

どうにか徳島市内に入りますが、
風は弱まりますが今度は、
ドシャ降りの雨。
時刻も16:30.

市内ってこともあり、スーパーで
買い物はできましたが、寝床を
探さなくてはなりません。

市内をウロウロしていると小さな公園
を発見。
東屋もあります。
輪:助かった~・゚・(ノД`;)・゚・yヨカッタヨ~。
直ぐに、びしょ濡れのサイクルジャージを
着替えて一息付いて夕食。


ブロッコリーをボイルして、パスタ(トマトソース)
お惣菜のイワシフライ。
散々な一日を走り終えて、寝床も確保して
安堵感の中、飲んだビールは最高に
美味しかったですね。
その後、日が暮れてからテント設営。
四国一周の旅 1日目が終わります。

走行距離:81.5km
(走行距離に関しては最後に詳しくまとめます)

(2日目:4/25)

朝、目を覚ますと少し曇り。
雨は降っていない。
今日は走るで~(*`д´)b OK!


昨日、お世話になった公園を出発。
テントを撤収し昨日、自分が出したゴミを
自転車で括りつけて付けて出発。
最低限、自分の出したゴミは片付けるのは
当然ですが、それプラス。
お世話になった場所です。
「来た時よりも綺麗に!!」
周辺のゴミも拾って出発です。
これは、この後の旅でも続けました。

徳島市内を抜けた、阿南市の55号線は
車道も広く、ど平坦。
最高に気持ち良くライドできます。

お昼過ぎ、フェイスブックを確認すると
メッセージが届いています。

確認すると4/15に、この旅の最終準備の
ために岡山市内に嫁ちゃんと買い物に
出掛けている時に、見掛けたリヤカーを
押して日本一周している青年:健平くん
からでした。

健平くんも、一足先に四国に渡るってことで
「また、四国で会おう」と約束していました。

その健平くんが、宍喰温泉の手前のゲスト
ハウスに宿泊しているってことなので
本日の目的地は宍喰温泉の手前に
設定します。

何処までも続く、平坦な走りやすい55号線。

輪:楽勝でしょ~(^▽^)/

がしかし、55線から147号線の分岐点。
路面に「四国一周 ←こちら」と表示
されていたので147号線へ。

しかし、またもや地獄が・・・(゚_゚i)タラー・・・

ここから、「南阿波サンライン」に入ります。
海沿いを走ることはできますが、起伏の
激しいコースとなります。
景気は良いんでしょうが、生憎の曇り。
いつまでも続く、アップダウン。

輪:そのまま55号線を走っておけば
良かった~~(TωT)ウルウル

脚力に自信のある方は、こちらを
お勧めしますよ。
また軽装ならば、絶対にこちらを
走ることをお勧めします。

その後は、目的地のゲストハウスに
到着。

こちらです。

「波流月」

詳しくはHPをご覧ください。

http://guesthouse.haryugetu.net/

宍喰温泉手前にあります。
サーフボードが目印ですかね。

とても暖かい、落ち着けるゲストハウス
ですよ。四国一周の際は、是非 ご利用
ください。

そこで、リヤカーで日本一周する青年、
健平くんと再開。


酒を飲みながら、色々と話しました。
今も元気にリヤカー引いて日本一周
しています。
無事、達成して貰いたいですね。

走行距離:109.1km

(3日目:4/26)

朝、8時にゲストハウス「流波月」を
出発。
四国一周 3日目にして初めての
快晴。

しかも本日は、楽しみにしていた
太平洋を眼下に見渡せる55号線
の海岸線を走ります。

注意点は、宍喰温泉の手前にコンビニ
はありますが、ここから先は室戸岬を
越えるまでまでコンビニはありません。
途中、室戸岬手前に、小さなお店
(モンマートだったかな)はありますが
必ず補給食は購入しておきましょう。

天気も良いし、道路も綺麗、車道も
広いので安心して走れます。

景色は最高。


景色に見とれた?
楽しみにしていた室戸岬を
通過してしまいます(ノ_-。)

ここで通過したと気付きます。
(青点が輪々の場所)

多分ですよ。こんなマヌケは居ない
と思いますが結構、室戸岬 分かり
づらいです。
そんな奴おるかっ( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ

その後も順調にライド。
高知市手前の香南市にある
道の駅 「やす」に夕方 到着。

結構広い、道の駅です。
海岸に隣接しているのでテントは
どこでも張れそうですが、風が
強かったので、駐車場に隣接して
いる駐輪場に一台も自転車が
置かれていなかったので屋根も
あるので、ここにテントを設営。

夕食は、


お湯を沸かしている間の
繋ぎで、タコぶつで一杯やりながら
調理。

さやえんどうを湯がいて、パスタ(たらこ)
日も暮れて、一人で宴会。

なんか分かりずらいですね。
注意点は、非常に猫が多いです。
猫は癒されるんですが、
5~6匹に囲まれ、「何かくれよ」
って目で見られます。
仕方ないので、夕食の後に食べよう
と思っていた、ポッキー(サラダ味)
を、別け別けしながらながら食べました。

走行距離:108.7km

(4日目:4/27)

テントを撤収させて6:30に出発。
天気も快晴。
しかしこの日は、四国一周で一番
辛い日になります。

久しくお世話になった55号線から
高知市手前で14号線へ。

目的地は桂浜。
しかし、桂浜目前に結構、大きな
浦戸大橋に。
どう見ても自転車は無理やろ~。


結構な急勾配。
後でググって見ましたが、やはり皆さん
ここは自転車は無理。
と書いてました。
歩道は75cmらしい。(全長1.5km)
また歩道と車道はかなりの段差。
また、車の交通量も多い。
皆さん、この橋は渡らない方がいい。

これですからね~・・・(゚_゚i)タラー・・・

どうしても桂浜に行きたいなら、
西ルート(34号線)から行けますので
そちらから行きましょう。
(後で気付きました。。。。)

結局、桂浜を諦め次の道の駅を
目指しますが、どうしても行きたい場所
があるので寄り道。

(高知駅)

(高知駅前にある幕末志士社中の裏)

この場所は去年のGWで悔しい
思いをした場所。なので来ました。
書くと長くなるので興味のある方は
↓こちらをどうぞ。

高知遠征(序章)

遠征(高知へ無念)

遠征(高知失敗からその後)

その後、高知市を抜けて土佐市へ。
順調にライドして須崎市から56号線
へ。

ここから地獄のライドとなります。
ジワジワと上りが続きます。

輪:いつまで、この坂は続くんだろ~?

と、随分 上ったところで、ある標識を
目にします。

「七子峠まで5km」

輪:峠まで5km?終わるの?続くの?

今まで四国を走ってきましたが、上って
下っての繰り返し。
当然、下りが来るよね~。

下り来るよね~。

来るよね・・・・。

下り来ないぃぃぃぃ。。。。

輪:ヤバい。水も補給食もない。
しかも本日は快晴。汗ダラダラだし。
水がボトルケージに半分くらい。

しかも、この日はまだGW前で、殆ど
車、バイクも走ってません。
段々と心寂しくなります。

かなり脚に負担も掛かってきて
左ふくらはぎに違和感も感じます。

輪:何か塩分補給しなきゃ。

で、思いまだしたのが昨晩の、おつまみで
買っていた「柿の種」

輪:これでも食えば塩分&エネルギー補給
になるかな~。

で、柿の種を食べますが当然、喉が渇きます。
残り少ない水を飲みほして残り5kmを
上ります。

輪:このまま頂上まで行っても何かお店あるかな?
何も無かったらどうしよう。。。。

途中、何度も休憩し、自転車を降りて押して上がって
の繰り返しで「七子峠」の頂上に到着。

そこで目にしたのは自動販売機。

即座にポカリスエットを買って一気飲み。

輪:もうダメかと思った~。

56号線 須崎市から、七子峠へ向かう前は
必ず水分と補給食を用意してから
挑んでください。

その後は下り。

丁度、夕方だったので、本日の宿泊は、
道の駅 あぐり窪川に決定。

さすがに疲れもピークで早くテントを張って
横になりたい。
しかしまだ時間が16時。
道の駅 あぐり窪川は、まだ営業中で
日も明るい。
最後に書きますが、道の駅でテントを
張る場合は、道の駅の営業が終了し
日が沈んでからが基本です。

しかし、疲れているし早く休憩したいので
今回は早めにテントを張ります。

場所は、便所裏。


臭くはないですが、強烈な消臭剤
なのか消毒液の臭いがプンプンします。
誰も来ないし臭いだけ我慢すれば
問題なし。

臭いに耐えながら夕食の準備。
今夜は、

ウインナーを焼いて、


凄く大きなシイタケを焼いて
塩コショウとバターでしっかり
ソテーしました。
凄く美味しかったですね~。
道の駅って、野菜を売っている
所が多くて助かります。

この道の駅 あぐり窪川の前には
コンビニがあるので非常に便利
でしたね。
夕食後は、ナッツ類を購入して
夜遅くまでウイスキー飲んでました。
標高も高い場所で道の駅の営業も
終了すると照明も落とされ、天気も
良かったので綺麗な星空を見ながら
ずっと飲んでましたね。

便所裏ですが。。。。。

走行距離:111.8km

(5日目:4/28)

昨晩は冷えましたね~。
標高も高いとあって深夜に目を
覚ましますが、気温3℃でした。
持ってきていた衣類すべてを
着込んでシュラフに包まって
眠りました。

この日も早朝に目を覚まし、テント
撤収して、朝6:00に出発。

本日は四国一周旅の中でも楽しみ
にしていた清流 四万十川沿いを
走るコース。

出発して直ぐに四万十川沿いを走ります。

水量を多くないですが、穏やかな水の
流れ。川底が見える透明度。
聞こえるのは、川のせせらぎと
ホトトギスの鳴き声とカエルの鳴き声。

GWに入ってますが、まだ車はほとんど
通りません。

ゆっくり景色を見ながら走ります。


何とも贅沢なライドです。


川に降りられる場所があったので
降りて記念写真。

この日は、ずっと緩やかな下りが続きます。

四万十市に入り、四万十川ともお別れ。
四国に来て、ずっと海沿いを走ってましたが
こ四万十川を下るライドは本当に楽しかったです。
注意点としたら、この441号線。
途中に車がギリギリ通れるくらいの狭い道路が
続きますので余りスピードを出さずに、ゆっくり
景色を見ながらライドすることをお勧めします。

四万十市に入り、今夜の寝床を探しますが、
このまま足摺岬まで行ってやろうと、
走ります。

しかし、この時点で体調不良気味でした。
体がだるく、踏むペダルに力が入りません。

15時ごろに、コンビニを見つけたので
食料の確保は完了。

目指すは足摺岬ですが、体力の限界を
感じたら、テントを張れる場所を見つけて、
そこにテントを張って休むことにすることに。

ゆっくりライドしますが、体調不良は変わらず

輪:もうダメだ。なんか熱っぽい。

足摺岬まで、約25kmのところで
海岸で数組、キャンプをしているのを発見。

どうも、ウミガメが産卵にくる海岸らしい。

今日はここに、テントを設営することに決定。

海岸をウロウロしてテントを張る場所を
探しますが、一人のおじさんに声を
掛けれれます。

おじさん:ここにテント張っていいよ。
との事。

そこは立派なターフが張られていました。
どうも、そのおじさん。
多分、地元の方だと思いますが、
GW中は、ずっとこの場所にターフを張って
昼間はここで過ごすらしい。
遠慮なく使いなさい。ってことで、有難く
使わせて頂きました。

また、昼間にバーベキューをしていたらしく
ビールもお肉も余ってるから、好きなだけ
持っていきなさい。とのことでしたが
食料は確保していたので、ビールを1本
だけ頂きました。

明日の天気予報は雨の予報なので
ターフ下は非常に助かります。

その後、夕食の準備。

今夜は、

ホタテバター(ホタテ風味のカマボコですが)

こてっちゃんに、ネギたっぷり。
(この旅で一番美味しかったのがこの料理)

その後は、ナッツとウイスキーを飲みながら
海を見てました。

しかし、体調不良がピークに。
体温計は持ってませんが、確実に発熱
していたと思われます。
ただ、薬は色々と持ってきていたので
ロキソニンを飲んで寝ることに。

ただ、この夜に寂しくなって、嫁ちゃんにラインします。

内容は、

輪:四国半周近くまで来たけど、もう一度
四国一周するか?と聞かれたら「やらない」
と、答えると思う

と、ラインを送りました。

走行距離:126.6km

さて、ここまで丁度、折り返し地点の5日目。
非常に長い記事になりました。
読んで頂いてる方にも負担になると
思いますので、一旦ここで前半と言う
事で終わりたいと思います。

次回は、後半編では、

・旅の6~10日の出来事
・この旅に掛かった経費は?
・全走行距離は?
・この旅の反省点
・次回の旅で生かすこと
・四国で受けた人とのふれあい
・など等。

を、書いてみたいと思います。
非常に長い記事ですが最後まで読んで
頂きありがとう御座います。

できるだけ早く後半編を書こうと思います。
↓PUSHして頂き、書く元気をください。


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