いつも輪ブログを読んで頂き
ありがとう御座います。
遂に「中国地方一周自転車旅」が始まります。
決行日:2022年4月27~5月7日(11日間)
今回は、この自転車旅に必要な必携品や所持金についてお話します。
今後、またはこれから「自転車旅」を始めたい、始めようと思っている人がいれば少しでも参考になればと思います。
1.なぜ自転車旅をするのか?
楽しいからです。これにつきますが具体的に言うと、
・冒険感がたまらない
・知らない道を走り続ける
・美しい景色を見ることができる
・人との出会いふれあい
・達成感が半端ない
まあ書き出すとキリがありませんが、最大の魅力は最後に書きたいと思います。
2.必携品は?
(今回の旅で持っていく必携品)
自転車旅での必携品は非常に大切です。
日々、なんの苦労もなく生活している環境から電気、水道、フカフカのベットのない環境となり昨日までの生活とはガラリと180°変わります。
なのでここからは、今までの自転車旅から得た経験から輪々の必携品を紹介します。
2-1.必携品
ここで注意しないといけないことが、「不安だから何でもかんでも持っていこう」では重量が増えてしまい旅の途中で体力が切れてリタイヤという最悪の事態になるかも知れません。
自分の脚力に見合った重量で極力、軽量かつ必要な物だけを持参することをお勧めします。
なので現地調達も視野に入れて装備品は考えましょう。
因みに、今回の必携品の重量は約25kgとなります。
テント類
・モンベル クロノスドーム2型
・エア枕
・エアマット
・寝袋
・銀マット
・テントは自転車旅で最も重要な必携品となります。
輪々が使用しているテントはモンベル クロノスドーム2型となりますが重量が2.4kgと結構重いテントとなります。
しかし室内も広く荷物を中にいれても十分寝るスペースは確保できます。
組み立ても慣れれば10分以内で組むことができますし防水性も非常に優れています。
・一日の疲れを取るには睡眠は必要不可欠ですが枕も必要になります。
エア枕は空気量の調整でお好みの硬さにできるので、できれば持参したいですね。
・エアマットもぐっすり寝るためには必要ですね。フカフカのベットとまではいきませんが有るとの無いとでは大違いですね。
・寝袋も必要不可欠です。4~5月にかけて夜は冷え込みますので必ず持参しましょう。
・銀マットは地面からの断熱、冷えた地面からの冷気を遮断してくれますので必ず持参した方が良いでしょう。輪々はホームセンターで購入した銀マットをテント内の大きさに切って使用しています。
衣類
・反射ベスト
・カッパ
・パンツ2枚
・靴下3足
・フリーなズボン
・反射ベストは今回の旅から取り入れた物です。早朝、深夜、トンネル内では自転車をいかに目立たせて車に自分の存在を知らせるかが大切です。
特にトンネル内での後方から迫るトラックの爆音に恐怖で身を震わせることになりますが反射ベストを着用することで、そのストレスから解放される意味でも必要でしょう。
・カッパも必ず必要です。2019年の「四国一周」では10日の内、4日間雨に打たれました。また雨が降っていなくても防寒着にもなります。
・下着類ですが、最低限の枚数を持っていきます。何日もお風呂に入らず、ずっと同じ下着でも大丈夫っていう人は持参しなくても大丈夫ですが…(汗)
・フリーなズボンは1日のライドが終りテント内で過ごす時間を如何にリラックスして過ごすかも大切ですのであった方が良いでしょう。
写真にはありませんが、ライド中は上はサイクルジャージ、下はフリーなサイクルパンツです。
・携帯バケツ
・洗濯用洗剤
・ロープ
持参した下着だけでは11日間の旅では足りませんので洗濯する必要がありますのでコンパクトに畳めるバケツと洗濯用洗剤と洗濯物を干すロープを持参します。
調理器具
・クッカー(鍋)、フライパン、まな板、ナイフ、お皿、水切り
・ガスバーナー(ガスボンベ)
・調味料
・ウイスキー(非常食)
・クッカー(鍋)、フライパン、まな板、ナイフ、お皿、水切りはお好みのもので構いません。輪々は100均で購入したものが多いです。
・ガスバーナーはSOTOのガスバーナーを使用しています。火力調整も非常によくて、何と言ってもこのタイプはガスボンベのガスが無くなっても最近はコンビニでもガスボンベを売っているのでガス切れの心配がありません。
・調味料もお好みで結構です。焼肉のたれとマヨネーズがあれば、大体の料理は美味しくなります(笑)後は塩コショウも持っていけば完璧です。
・ウイスキー(非常食)これはハッキリ言って無駄な物です。重量が、かさむだけで持参しない方が良いです!! ただ輪々の場合、自転車旅の楽しみの一つに、夜に酒を飲む。これが無いと自転車旅なんてやりません。
食材等は現地調達になりますので、わざわざ持っていく必要はありません。
これには理由がありまして、見知らぬ土地でこの先の地理も分からず走っていた時に夕方になってもスーパーもコンビニもなく日が暮れて飲む物も食べる物も無くなり途方に暮れたことが過去にありました。
そんな時にでも、ウイスキーとおつまみさえあれば人気のない山の中だろうが海辺だろうが、ウイスキーと多少のおつまみがあれば何も恐れることはありません。なので持参します!!
電子機器
・モバイルバッテリー
・携帯ソーラーパネル
・骨伝導イヤホン
・モバイルバッテリーも必需品ですね。生粋の方向音痴なので常にグーグルマップは起動させて走ります。またその日のライドが終ればブログも更新しますのでスマホの充電には欠かせませんね。また写真にはありませんがGoproで旅の記録もしてYouTubeにアップする予定なので、こちらの充電も必要です。
今回、持参するモバイルバッテリーは30000mA(1台)10000mA(2台)となります。
・携帯ソーラーパネルは今回の旅から取り入れた物です。これも「四国一周」から学んだことですが、とにかく充電が切れてコンビニで充電させてもらい足止めや、充電するためにホテル泊をしたりと無駄な時間とお金を使うことになりました。なので走りながら充電すれば効率良く距離を稼ぐことができますね。
・骨伝導イヤホンは、11日間ずっと一人です。別に寂しいってことはないですが、夜に星空を眺め酒を飲みながら音楽を聴く。考えただけで楽しいですよね。
その他
・携帯テーブル
・折り畳み椅子
・携帯テーブルは、作った料理を地面に直接置くのも色気がありませんよね。酒と作った料理を並べて、椅子に座ってゆっくりディナーですよ。ハッキリ言ってこれも必要無い物かも知れませんが、夜にゆっくり酒を飲むことに重点を置く輪々には必要なんですよね。
・ツールボックス(予備チューブ)
・歯磨きセット
・輪行袋
・ツールボックスは必ず必要ですよね。理由は書かなくても良いのですが、11日間1300kmの旅ですので、何かしらのマシントラブルは起きてもおかしくありませんので必ず持参しましょう。
・歯磨きセットも朝と晩は歯磨きするのが当たり前ですね。
・輪行袋ですが、これは悩んでいます。この輪行袋を持参することによって自分に甘えが出るのではないか?もし疲れ果てて「これ以上の旅は無理」と頭によぎった時に輪行袋があると旅を中止するかも知れません。
逆に輪行袋が無いのなら「意地でも走り抜いてやる!!」と自分を追い込むことができます。
ので、今は輪行袋を持っていくか非常に悩んでいます。
ただ、普通は持参しますよ。逆に必需品ですので必ず持参しましょう。
・湿布
・バファリン
・2RUN(Mag-on)
・湿布は毎日、重い自転車と重い荷物でかなり脚にダメージを与え筋肉痛になりますのでライド後は湿布を貼っておくのが良いでしょう。
・バファリンも筋肉痛に効きますし、四国一周の時は6日目に謎の発熱があったので持っておいて助かりました。
・2RUN(Mag-on)は脚攣り対策です。長いヒルクライムが予測される場合は事前に飲んでおくと良いでしょう。輪々はこの中国地方一周では10日目の中国山脈超えの時に飲んで挑もうかと思っています。
2-2.使用する自転車
四国一周の時は、クロモリロードバイクのラレーでした。
(2019年GW 四国一周に向かうフェリーのラレー号)
このラレー号ですが、こんなに荷物を積んで走るロードバイクではありませんので荷物の搭載能力も低いです。
なので、今回使用するバイクは「TREK 520D」となります。
TREK唯一のスチールバイク。
まさにツーリングバイク専用として作られたバイクです。
前後にキャリアが付いており荷物の搭載能力は抜群に上がりました。
その荷物の搭載能力が上がれば心配されるのがブレーキの制動距離ですが、ディスクブレーキが装備されているので心配ありません。
では今回の中国地方一周自転車旅でのTREK 520Dの姿がこちらです。
改良点もあるので順に見て行きましょう。
前後にパニアバック付けたことにより搭載能力は格段に上がりました。
ハンドル部にバックを取り付けてみました。頻繁に取り出すものは、ここに入れておけば便利ですね。
トップチューブにもコンパクトなバックを取り付けてみました。
フロント側にソーラーパネルを取り付けることによりバッテリー問題も解消されるはずです。
フラットペダルからSPDペダルに取り換えました。やはり長旅ってことで引き足も使いながら筋肉疲労の分散を狙います。
今回最大の売り?と言うか一番大きな改良点がこちらです。
一体、何の棒なのか?伸ばして使うのですが、
洗濯した物を干して走りながら乾かします(笑)
ウケ狙いか!!と思われるかも知れませんが、四国一周の時は夜に洗濯してロープを張って干しましたが完全に乾かないんですよね。
それによりコインランドリーを使用したりして無駄な時間とお金を使うことになりました。
この自走式乾燥機?ならば時間もお金も無駄になりません。
横から見るとこうなります(笑)
もしパンツや靴下を、たなびかせながら走っている自転車がいれば輪々ですので暖かい声援を送ってやってください。
このTREK 520Dで中国地方一周に挑みます!!
3.所持金は?
次に気になるのがお金(所持金)でしょう。
いくら自転車を改良して搭載能力を上げて必携品を増やしても、お金が無ければ自転車旅はできません。
ここからは、自転車旅をする上で個々個人で目的や楽しみ方の違いがあると思いますが、輪々なりの自転車旅の考え方も踏まえた所持金について話してみようと思います。
3-1.四国一周で掛った費用
比較するうえで丁度良いのが2019年4/24~5/3(10日間)の四国一周の実績です。
(2019年)
4/24:2,422円 フェリー代(1140円)
4/25:8,024円 ゲストハウス(5400円)
4/26:2,539円
4/27:2,051円
4/28:2,720円
4/29:8,628円 ホテル代(5000円)
4/30:7,525円 ホテル代(4200円)
5/1:2,816円
5/2:3,038円
5/3:1,990円 フェリー代(1140円)
合計:41,753円
殆どが食費(酒)ですが、右に書いているのが食費以外に使用した金額となります。
やはり、自分の甘え(弱さ)からホテル泊をしていますね。
3-2.今回の中国地方一周の所持金は?
では一体、いくら持っていくか。
ズバリ30,000円です!!
四国一周の時よりも走行距離も伸びるし、日数も11日間と1日長くなりますが、あえて所持金は減らします。
これは、やはり自分を甘やかさない!!ってことです。お金に余裕があればホテル泊と言う選択を選ぶかも知れません。
なぜ、ここまで追い込むのか?
それは輪々の夢である「自転車日本一周」を見据えてのことです。
自転車で日本一周をした方は、大体150~200日ですかね。
これを毎日、5,000円使ったら75万円~100万円ですよ。
四国一周の時のそうですが、全く地元の名産物も食べす観光名所には立ち寄らず、結構な方から「せっかくなのに、美味しもの食べて観光すれば良いのに。」みたいなことを言われました。
お金と時間がある方は、そんな楽しみ方をするのも良いでしょうね。
しかし、違うんですよね。
輪々は美味しいもの食べて観光目的で自転車に乗るんじゃないんですよ。
そんなことには全く興味はありません。
自転車に乗って走ることが楽しいんです。それだけで十分なんです。
自分の立てた計画を実行し遂行して目的を達成すことが一番の御馳走なんですよね。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
少しは自転車旅に役に立つ情報を提供できたでしょうか?
自転車旅は楽しいことばかりではありません。危険との隣り合わせですので、実行する場合は全て自己責任ですので十分な知識と経験を積んで「もっと遠くへ」と挑戦してみてはいかかでしょうか。
最後に、
輪々はサラーリマンです。
毎日、毎日、同じルーティーンをこなして変化のない生活を送っています。
皆さんは去年のGWに何をしたか覚えていますか?
輪々は2020年、2021年のGWに何をしたのか、さっぱり覚えていませんが、2019年のGWに行った「四国一周自転車旅」の毎日の出来事や景色、出会った人達全て鮮明に覚えています。
多分、一生忘れることはないでしょう。
(四国一周達成した時の輪々)
それぐらい、輪々の脳内に記憶として深く刻まれました。
メモリ容量の少ない脳みそですが、それぐら楽しくいい思い出となったのでしょう。
この記憶は財産であり、財産となるなら新たな財産を作るために、また走れば良いのです。
なので輪々は走ります。
これが自転車旅の最大の魅力ではないでしょうか。
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