四国一周サイクリング(総集編2)

いつも輪ブログを読んで頂き
ありがとう御座います。

プライベートが忙しく、
(まあ自転車に乗ることを優先)
四国一周サイクリングの総集編が
なかなか書けないでおります。

輪ブログを読んで下さっている方の
中には、この総集編を楽しみにしてくれて
いるので早めに書き上げたいと思って
いましたが、ここまで遅れてしまい
申し訳ありません。

さて、前置きはこれぐらいにして本題へ。

2019年4月24日~5月3日(10日間)
四国一周サイクリングに行ってきました。

前回の記事では、
4/24(1日目)~4/28(5日目)の記事を
書きましたが、今回はその続きを書いて
行きたいと思います。

(前回記事↓)

四国一周サイクリング(総集編1)

(旅のおさらい)

(6日目:4/29)

昨日は足摺岬手前の海岸でテントを設営し
朝4時に目を覚まします。
昨夜から、体のだるさを感じ微熱があり
ウイスキーでロキソニンを流し込んで
就寝しましたが、体調の回復は見られません。

しかも、この日は雨。
旅の最中は毎日、ブログを更新していましたが
体調の悪さは余り書いていません。
家族や親に心配をかけると思い伏せてました。

だるい体に鞭打って、テントを撤収。
しかし昨日、ターフを貸してくれた、おじさん
のおかげでテントは濡れておらず助かりました。

また早朝にも関わらず、昨日のおじさんが
心配になって様子を見に来てくれて片づけ
まで手伝ってくれました。

ラレー号に荷物を括り付けて出発。
目指すは、足摺岬。
天気最悪、風も強い、おまけに体調不良。

一瞬、足摺岬はパスしようと考えましたが、

輪:行かねば!!

只々、使命感だけで足摺岬を目指します。
アップダウンの海岸線を走り、どうにか
足摺岬に到着。


案の定、厚い雲。
不機嫌な輪々。

不機嫌な輪々抜きの足摺岬。

晴れてたら景色良いでしょうね。

その後は、321号線(足摺サニーロード)を
走りますが、段々と雨足も強まり風も強まります。

輪;何がサニーロードじゃ(-_-メ)
サニーなんか、どこにもないがな(T_T)

今後の天気予報を見ると明日まで
ずっと雨。

完全に走る気力を無くした輪々。

輪:今夜はテント泊は無理だな。
ホテル探すか。

道の駅 大月で周辺のホテルに
電話を掛けまくりますが、さすがGW。

どこも満室。

電話すること9件目。

やっと1室空いているホテルをゲット。
場所が、次の道の駅 宿毛 の近く。

輪:助かった~~~(〃´o`)=3 フゥ

もう、道の駅 宿毛でスタンプゲットした
時は、雨、風も強く嵐でした。

その後、ホテルに到着。
自転車も、あまり大きくないホテルの
フロントでしたが、ここに置いていいって
ことで置かせて貰いました。

4日ぶりの、お風呂。
一日中、雨に打たれ冷え切った体。
ユニットバスでしたが最高に気持ち
良かったですね~。

夕食は、


・焼き鳥
・シソ餃子
・ホウレンソウの白和え
・ピスタチオ

この日は、輪々 49回目の誕生日
少し贅沢してプレミアムモルツを飲んで
寂しく誕生日をお祝いしました。

走行距離:90.5km

(7日目:4/30)

久しぶり、お風呂に入り、ベットでゆっくり
眠れたので体調回復。
本日は四国4県目の愛媛県突入です。

本日が四国一周で一番アップダウン
が激しい過酷なライドになります。

しかし、フェイスブックの友達から事前に
情報を提供してもらっていました。

お友達から、

愛南町~宇和島~吉田町(56号線)は
アップダウンの連続だけど頑張って。
「終わらない坂はない!!」

と。

このコメントを見たときは、どれだけ
勇気づけられたことか。

今回の四国一周では、かなりのSNSの
お友達から注目もされていて、凄い数の
「いいね」や応援コメントを頂きました。

実際に走るのは輪々、一人ですが、
辛いときも、

「みんなが応援してくれてる」ってのが
凄く励みになりました。
辛い坂も、みんなが背中を押してくれている。
頑張らねば。
そんな気持ちでしたね。

よって決意と覚悟は、できており、
4日目(4/27)四万十町の七子峠の
二の舞いにならないように食料と
水も事前に購入。

前日の天気予報では、本日も雨の予報
でしたが、曇りで無風。

ホテルを出発して直ぐに軽い上り。
そして下り。
ずっとこれの繰り返し。

しかし本日は余裕があります。

「終わらない坂はない!!」

ずっと、心の中で繰り返し言ってました。

本日、1個目のスタンプ。
道の駅 みしょうMIC で、


塩芋けんぴを購入して、ご満悦。
この塩芋けんぴですが、サイドポーチに
入れて、この日は休憩の度に、
ポリポリ食べてましたね~。

相変わらず、上り下りを繰り返して
お昼に宇和島に到着。


COCO壱でカレーを注文。
カツカレーではありません。
じゃこ天を揚げたじゃこ天カレーです。

午前中は、軽い上り下りの繰り返し
でしたが、午後から本格的な上りと
なります。

吉田町から西予市へ続く坂。
午後から小雨も振り出します。

カッパを着ての長い長いヒルクライム。

「終わらない坂はない!!」

スピードは求めません。
乙女ギヤ(32)でクルクル回します。

途中休憩。

さすが、愛媛県。
みかん畑が広がります。

ほぼ頂上付近で10連続のトンネルに
差し掛かるとドシャ降りの雨。

それでも気持ちは折れません。

だって、終わらない坂はありませんから。

無事、西予市に到着。

実は、本日も雨の予報だったのでホテルを
取ってました。

オールキャンプ泊にこだわっていましたが
雨の中、疲れもピークの7日目。
体調を崩してリタイヤだけは避けたい。

週間天気予報では、残りに3日間は晴れ。
この日を最後のホテル泊にすると決めてました。

ホテル到着。
部屋風呂無し。
部屋トイレなし。
の格安ホテルですが、大浴場があったので
ゆっくりお風呂に入って、夕食。
あらかじめコンビニで買っておいた。

・肉じゃが
・卵焼き
・サラダ
・ナッツ各種

この日は平成最後の日。
テレビを付けると、平成から令和へ。
のテレビ番組ばかりでしたね。

平成最後の日に自転車旅。
これもまた、いい思い出になるよな。
そう思いながら就寝しました。

走行距離:92.1km

(8日目:令和元年 5/1)

早朝5時に目を覚まし、外を見ると
霧がかかっているが雨は降っておらず
ホッと一安心。

フロントに聞くと6時にチェックアウトできる
ってことなんで早々とラレーに荷物を積んで
出発。

25号線 どこまでも真っ直ぐな
「土器ドキ街道」をひたすら直進。

この直進が終わると、
ご褒美タイム。
もうずっと下り。

昨日の午後から上りっぱなしでしたが、

「終わらない坂はない!!」

は、本当でした。
坂は終わりました。

本来なら、ぶっ飛ばしたい気分ですが、
ラレーに25kgの荷物を積んでのダウンヒル。

SORAのブレーキでは、制御できません。

スピードが出ればブレーキを掛けての
ダウンヒル。

それでも、ペダルを漕がなくても、ずっと進んで
くれる幸福感。

長い長い下りが終わると、八幡浜に到着。

その頃には、霧も晴れて少し曇りの走りやすい天気。

ずっと海沿いを走っていた249号線から、
内陸の378号線に入ります。

軽いアップダウンを繰り返し、再度、海沿いを
走りますが、そこに見えたのは穏やかな海。

そこは、輪々が生まれた時から見てきた海。

瀬戸内海。

対岸に見えるのは本州(中国地方)

見渡す限り水平線で、荒々しい波の
太平洋を見ながら走ってきましたが

穏やかな海。
落ち着きます。

その瀬戸内海を見ながらのライド。

到着したのが、ドラマや映画のロケ地に
なると言う下灘駅。
海が近い駅として有名らしい。

輪々は映画は見ますが、テレビは殆ど見ません。
なので、あまりよく分からないのですが、
有名なロケ地ってことで立ち寄りました。


生憎の曇りですが。。。

地元のおばちゃんでしょうか?
天気の良い日は、こんな具合だよ。
って、一枚の写真をくれました。

その後、順調にライドして、
松山市 道後へ。


顔が疲れ切ってますが、
道後温泉本館へ。
時間の関係上、温泉には入らず。

慌ただしく次の目的地へ。

本日の最終目的地は、
道の駅 風早の郷風和里。

なかなかテントを張る場所が見つかりませんが
海岸の一番端に誰も来ないような場所を見つけて
ここに決定。


瀬戸内海が一望できる場所で一夜を
過ごします。

今夜の夕食は、

・鶏のから揚げ
・炙りチャーシュー
・サラダ

こんな景色をテント内から見ながら食事して
ウイスキー飲んでゆっくり時間を過ごしました。

走行距離:116.6km

(9日目:5/2

この日も早朝に目を覚まします。
久しぶりの青空。
テントをばらして、近くにあった手摺りに
引っ掛けて、1時間程、干している間
お湯を沸かしコーヒーを飲みます。

テントが乾いたことを確認して、
ラレーに荷物を積んで出発。

196号線を今治市に向けて走ります。
また追い風で、楽にぺダリングできます。

輪:あ~~。やっと気持ちよくライドできる~。

しかし、連日の雨でチェンオイルが流れ落ちたのか
ギシギシと異音がします。

ある程度のマシントラブルを予測して、
色々と工具を持ってきてましたが
チェンオイルは持ってきてません。

せっかくの良い天気、しかも追い風。
でも、愛車ラレーからギシギシと異音。

我慢できず、グーグルで近くに自転車SHOP
が無いか検索すると、数キロ先に自転車SHOPが
あることを確認。

10時に到着しますが、まだ開店前。
若い店員さんが店前を掃除してましたが
事情を説明すると、快く、
「使ってください」との事。


チェンオイルとペーパーウエスを
出してくれました。

また、これもどうぞと、

冷たいお水とチョコレートまで。

四国の人は、本当に優しい。

お礼を言って、SHOPを出る時に
若い店員さが、大きな声で、

「良い旅を~~~~!!」と言ってくれて
なんか、じ~~~んときましたね。

その後は、ラレーの異音も消えて
楽しいサイクリング。

196号線から13号線へ入り
新居浜市内を走っていると、

「高松」の標識が。
4/24に出発した高松。

これを見たときは、

輪:あ~~。帰ってきたんだ。
でも、もう少しで、この旅も終わるんだ~。
嬉しいような悲しいような。

複雑な心境でしたね。

その後も順調にライドしますが、
この13号線、新居浜市から四国中央市に
入る手前にだらだらと長い坂がありますね。
多分、疲れていたと思いますが、結構、
きつく感じました。

そして、本日の目的地。
道の駅 とよはま。

余り大きくない道の駅なので、テントを張る
場所が見つかりません。

道の駅から続く岸壁を歩いてみると
誰も来ないような場所を発見。

今夜、ここにテントを張ることに決定。

テントを張って、夕食です。


・スンドゥブ
・漬物盛り合わせ
料理も完成して、食べていると
フェイスブックにメッセージが入ります。

フェイスブックでお友達になり、
いつか一緒に、お酒を飲みましょうと、
半分、冗談?みたいな約束をしていた
お友達からでしたが、なんと、その友達
の家から100m位のところにテントを張ってました。

そのお友達が「町田さん」

直ぐに迎えに来てくれて、

町田さん:風呂もある。酒もある。食べ物もある。
部屋もある。から泊まって行け。

とのお誘い。フェイスブックで数回、やり取り
しただけなのに最初は、お断りしたのですが、
最後は、お言葉に甘えてお邪魔させてもらいました。


ビールから始まり、高級なお酒を
たらふく飲ましてもらい、

最後は、町田さんが所有している
ロードバイクを見せてもらい、
そして、また酒を飲むで深夜1時まで
盛り上がりました。

その後、フカフカのお布団で就寝。

走行距離:110.2km

(10日目:5/3 最終日)

朝6時に目を覚まし、ラレーに荷物を積んで
出発。
早朝にも関わらず、町田さんにお見送りままで
して頂き、感謝の気持ちいっぱいで出発。

本日の目的地は、当然、高松港。

天気も快晴。
最終日に最高の天気です。

町田さんと別れ、数キロ走ると、


香川県に突入。

輪:本当に帰って来ちゃった~。
本当に今日で、この旅も終わるのか~。

これまでの9日間の出来事を思い出しながら
ライドします。

そして遂に、最後のスタンプを押す、
道の駅 うたづ臨海公園へ到着。

深呼吸して最後のスタンプを押します。

輪:やった~ヽ(´□`。)ノ・゚ヤッタアァァアァン

近くに居た、お姉さんにお願いして記念写真。


コンプリ~~~~~~ト達成!!

後はゴールの高松港へ25kmの
ウイニングランです。

16号線の五色台を周って帰っても
良かったのですが、遠回りになり
かなりのアップダウンが予想されたので
161号線を通って少しショートカットしましたが
これが間違いでした。
ここに五色台トンネルってあるんですが、
交通量は多いは、歩道が狭いは、
距離は長いはで、
四国一周の数々のトンネルで一番、恐怖を
感じましたよ。

その後、高松市内に入り、高松港が
近づいてきます。

輪:この旅も終わってしまう。(ノд-。)クスン

輪:まだ終わりたくない(;へ:)

そんなことを考えながら走ってましたが
無事、高松港に到着。

ゴーーーーール!!

って、歓喜に震えることはありませんでしたね。

ゆっくり両腕をハンドルに落とし
体を下向きに倒して、ずっと目を閉じてましたね。

心境としては、

・終わっちゃった。
・寂しい。
・怪我も無くよかった。
・楽しかったな~。

なんとも複雑な気持ちでしたね。

しかし、気を取り直して記念写真。



後は高松港から宇野港へ。

宇野港から自宅までは約5km。
ここで、スッ転ぶって言うオチもあっても
良かったのですが、無事帰宅。

子供達が自宅前で待っていてくれました。


自宅前、本当にゴール直前の輪々。

ゴーーーーール。
ぶっ倒れてますが、ヤラセ画像です。


四国一周、25kgの荷物と輪々を運び
マシントラブルも無く走り切ってくれた
ラレー号に感謝の( ̄ё ̄)チュッ
本当に良く頑張ってくれました。

これにて四国一周の、お話しは終わりです。

さて、ここからは細かいことを書いていきます。

(この四国一周の走行距離は)


四国一周走行距離:1024.78km
このラミネートした地図に毎晩、走行結果
を記入してましたが、モチベーションを維持
するには良かったですね。

今回は、四国一周サイクリングのHPの
四国一周推奨コースってのが、グーグルマップ
でありましたので、それを利用させてもらいました。
ルートラボもありますよ。

(この四国一周の経費は?)

・殆どが食費ですが、それ以外は右に
書いています。
因みに今回の旅費は52,000円

1日目:2,422円 フェリー代(1140円)
2日目:8,024円 ゲストハウス(5400円)
3日目:2,539円
4日目:2,051円
5日目:2,720円
6日目:8,628円 ホテル代(5000円)
7日目:7,525円 ホテル代(4200円)
8日目:2,816円
9日目:3,038円
10日目:1,990円 フェリー代(1140円)

合計:41,753円

残高:10,247円
食費半分は酒です。
酒さえ飲まなければ、もっと経費は
下げれたと思いますよ。

しかし、一日走ってゆっくり酒を
飲むことが最高に楽しい時間。


夕食でビール飲んだ後に、
携帯ラジオを聞きながら、
若しくは、天気が良ければテントの外で
星を見ながら、
ナッツとチョコでウイスキーを
チビチビ飲む。
最高に楽しい時間ですね。
これが無いと、輪々は自転車旅はしません。

(道の駅)

今回は全て、道の駅のスタンプを押すことが
できました。
が、しかし、スタンプ場所が分からないことが
あるんですよ。
輪々は、道の駅に入ったらスタンプ場所を探す
ことなく、店員さんに聞いてました。
これ結構、無駄な時間をロスすることは無いでしょう。

・印象に残った道の駅

(源平の里むれ)
広い公園があり、テントを張る事ができる
でしょう。

(津田の松原)
海岸沿いにあるので、ここもテントを
張る事ができます。

(キラメッセ室戸)
海岸沿いにあるので、ここもテントを
張る事ができます。

(やす)
大きな道の駅です。海岸ならどこでも
テントを張れることができるでしょう。
この道の駅だけは24時間、いつでも
スタンプを押すことができます。

(かわうその里すさき)
時計周りで四国一周するなら、ここで
水分、食糧を購入することをお勧めします。
この後は、お店も無く長い上りとなります。

(すくも)
広い公園があり、テントを張る場所は
沢山あります。

(津島やすらぎのの里)
56号線から少し離れた場所にあり
手前に案内標識が無かったと思います。
(見落としたかもですが)
油断すると通りすぎます。
また、立派な温泉があります。

(うわじま きさいや広場)
とにかく広い道の駅。
たまたまだったのか、スタンプ場所を
店員さんに聞いても「分からない」と言われ
3人目の店員さんが、「事務所に行ってください」
と言われ、やっとスタンプ場所にたどり着きました。
事務所は、道の駅を正面に見て左側にあります。

(どんぶり館)
56号線から離れた場所にあるので
素通り注意ですね。

(ふたみ)
道路を挟んで海岸があるのでテントを
張る事ができます。

(ふれあいパークみの)
一生忘れることができない道の駅。
21号線から、かなり外れにあるのですが、
山の上。かなり上ります。
自転車を押して上りました。
「なぜここをスタンプ場所にしたー!!」
ブツブツ文句を言いながら上りました。
コンプリートを目指さないのなら無理して
行くところじゃないです。

こんな所ですかね。

(宿泊について)

今回は
ゲストハウスで1泊
ホテルで2泊
民家で1泊
残り5日はテント泊でした。

テント泊の内訳は、
公園で1泊
道の駅で4泊となりますが、
道の駅紹介で「テント張れる」で書いてますが、
基本、道の駅での
テント泊は禁止です。
よって、道の駅の営業時間が終わって、
従業員の方が居なくなってからテントを
張りましょう。

公園も基本、テントを張ってはダメです。
よって日が暮れてからテントを張りましょう。
また公園は散歩される方が多いです。
きちんと挨拶をしましょう。
爽やかに挨拶していれば不審者には
思われにくく警察に通報される可能性が
下がるでしょう。

(人とのふれあい)

ブログには書いていない、
色々な人とふれあいがありました。
印象に残ったことを書いて行きます。

・車、バイク乗りからの声援
車の運転手さんは、クラクションを鳴らして
くれて応援してくれます。
始めは邪魔だからかな~。と思っていましたが
軽く「ププッ」と鳴らしてくれたり、減速して
「頑張れ~」と声を掛けてくれました。

バイクの人は、スポーツバイク以外の
アメリカンなバイクに乗ってる人は
高確率で追い抜き際に、左手で親指を立てて
d=(*`д´)グッとハンドサインを出してくれます。
中には「キエェ~~~」と奇声を上げながら
左腕をグルグル回して応援してくれる人も。

輪々も後方から「ドドドドドッ」とアメリカンな
バイクの音がするとハンドサインを返す
準備をして、ハンドサインを出してくれたら
すかさず、(*`д´)=b グッと右手を高々と
上げて答えてました。

ブログでは楽しい出来事を書いていますが
走っている時間は長く、孤独です。
そんな時に声援を貰うと凄く励まされます。

・やさしい声援(1)
七子峠を抜けて疲れ果てて
道の駅 あぐり窪川に到着し。
早い時間でしたが、今日はもう走れない。
と、15時と少し早い時間でしたが、ここで
テントを張る事に決定。
しかし、まだ明るいので、道の駅の端にある
東屋で休憩していると、お母さんの手を引いて
小学生1年生くらいの男の子が近づいてきます。

男の子「おじさん大丈夫?」と心配そうに声を
掛けてくれました。

お母さんは「この子が、あのおじさん大丈夫かな?」
と心配そうにしてたから聞いごらん。と言ったそうです。

四国を一周している事を伝えると、
「頑張ってね」と言ってくれて。

別れた後、車で道の駅を出ようとした時に
わざわざ遠回りして輪々のいる東屋に
近づいて来てくれて、窓を開けて
「頑張ってねーーーー!!」と最後まで
応援してくれました。

・やさしい声援(2)
愛媛市内に入り、道後温泉を目指します。
輪々は車道を走っていたのですが、
歩道を並走する中学1年生ぐらいの
男の子がいました。
盛んにこちらをチラチラ見ています。
道後温泉まで約500mだったのですが
輪々が道を迷い左に曲った時に、その
男の子がビックリした顔でこちらを見てました。

直ぐに、この道は違うと元の道に戻った際、
その少年が止まってました。

輪:変な男の子だな~。そんなに珍しいのかな?

その男の子は、一定の距離を保って付いてきます。

道後温泉も目の前に来たとき、その男の子が
急に近づいてきて、

「あ、あの、が、頑張ってください」
と、少しうわずった声で声援してくれました。
そう言うと全力で自転車を漕いで
去って行きました。

勇気を出して声援してくれたんだな~。
あの年頃って、なかなか身も知らずの
オッサンに声を掛けずらいだろうな~。

「ありがとな~~~」と大きな声で
返しましたが聞こえたかな?
ホッコリしましたね~。

・道の駅では
スタンプを押すために、必ず立ち寄る
道の駅。
当然、自転車を止めますが、輪々の
自転車の後方には、


この看板を張っていましたので
四国一周していることは一目瞭然。
まあ、色んな人に声援を頂きました。
一緒に写真を撮らせてください。
とか、自転車の写真を撮らせてください。
とかね。
輪々も一緒に撮った写真が沢山あるの
ですが、ブログに載せる許可を得ていない
のでお蔵入りの写真が沢山あります。

(辛かったことベスト3)

第3位
とにかく孤独。ブログに書いていることは
一瞬の出来事。
日中は、とにかくペダルを漕ぐ。
晴れの日は、まだ景色を見れるからまだマシ。
この10日間の内、4日間は雨。
カッパを着て、景色も見れず、ひたすら
ペダルを漕ぐのは辛かったですね。

第2位
お風呂に入れない。
最大で4日間、お風呂に入れませんでした。
毎晩、テント内でタオルを濡らして体を
拭いてましたが、匂いは取れず。
自分の、おならって少々臭くても我慢
できるじゃないですか。(できますよね?)
さすがに4日間、お風呂に入らないと
自分でも我慢できない匂いがします。
あと、お風呂に入らないと疲れも取れません
からね。

第1位
ブログを書くこと。
一日中走って、夕食を作り酒を飲む。
もう眠りたいの一言です。
しかし、ブログを書くことで、家族や身内
への安否確認にもなりますし、こんなブログ
でも、楽しみにしてくれて人がいます。
もう使命感でしたね。
また書き慣れないスマホからの書きこみは
目がショボショボを通り過ぎて目の痛みを
感じてましたよ。
後半は、酒を飲む前に、ある程度書く。
飲んでもビール1本まで。
ブログを書き終えてから、本格的に
飲むことにしましたね。

(反省点)
この四国一周での反省点(勉強になったこと)

・荷物のルール化
左右両方のパニアバックですが、
走行中に必要な荷物を取り出す場合
どちらに入れたか分からず、結局、両方の
バックを探すはめになります。これが結構
面倒で、立て掛けている自転車の向きを
変えるのに一苦労。
走行中に取り出す可能性がある物
(カッパ、防寒用のヤッケ、
モバイルバッテリ等)は、効き腕の右と
ルール化しました。

・靴下は長い靴下に
今回は短い靴下でしたが、結果が


フラットべダルですが、
ペダルで足首が傷まみれになりました。
重い荷物を積んでいるので、停止時や
発進時にバランスを崩してガンガン
ペダルと足首が接触しました。

・靴底は分厚い物がベスト
今回の靴は、靴底が薄い物でしたが
長距離を長い間、この靴でペダルを
踏み続けると足の裏が痛くなります。
ビンディングなら問題ないですが、
フラットペダルなら靴底は分厚い物を
選んでください。

(持ってきて良かったもの)
・弱虫サドル
後方に重い荷物を積むと、ダンシングすると
左右に凄く振られて安定しません。
よって、ずっとシッティングでの走行となります。
当然、尻の痛みは避けて通れません。
そこで、今回の旅で持参したのが、


弱虫サドル~~~。
これは勝手に輪々が名付けた、サドルカバー
ですが、輪々がロードバイクを始めてお尻の
痛みに耐えきれず約1カ月サドルに付けていた
物です。
今回は3日目にしてサドルに装着しました。
見た目は初心者に見られますが、そんなことは
気にしない。気持ちよく四国一周するなら
初心者に見られても構いません。
大活躍でした。(初心者ですがね。。。)

・モバイルバッテリー
スマホの充電が切れては方向音痴の
輪々には旅の続行は無理。
そこで今回は10000mAhを3台持って
行きました。
一番のピンチは。
4/26にゲストハウスでフル充電して出発。
4/28に3台目のモバイルバッテリの充電が
切れかけてビクビクしてましたが、四万十市
のコンビニで2時間充電してどうにか充電切れ
を回避。
その後はホテル泊もあり充電切れの心配は
ありませんでした。

・携帯ラジオ
走行中は危険なんで聞いてませんが、
誰も来ないような場所でのテント泊。
夜、一人ぼっちのテント内では、寂しさを
紛らわすには重宝しましたね。
その土地のFM放送も聞けて楽しかった
ですね~。

(最後に)

四国一周サイクリング1000km。

楽しかったです。
辛かったです。
達成感は?と聞かれると、
余りありません。と答えます。

輪々は非常に感激屋さんです。
四国一周する前や、四国一周している時も
ゴールしたら、
「俺、泣くんじゃねっ。」と、思っていました。
が、ゴールした高松港でも冷静。
逆に、まだまだ走りたい気持ちが強かったです。

四国一周が終わり、約1か月。
この総集編を書きながら感じたことは、

「俺はやっぱり満足していない」でした。

・オールテント泊と決めながらホテルに2泊した。
(ゲストハウスと、お世話になった民家はOK)

・10日間の内、4日間が雨。
楽しみにしていた景色も見れなかった。
気持ちよくライドできなかった。

・順調すぎるライド
何のマシントラブルも無く、怪我をすることも
なく、自転車旅の経験値を上げれなかった。

・俺はまだやれる
元々、インドアだった輪々。
ロードバイクに出会うまでは、ギャンブルと
TVゲームに明け暮れてました。
そのインドア中年オヤジがロードバイクという
翼を授かりました。
ロードバイクに乗れば、どこだって行ける。
ロードバイクの魅力に取りつかれ、
まだ、ロードバイクの限界を知らない。
四国一周は、まだ通過点。
ロードバイクで、もっとデカいことをやりたい。
もうすでに次の計画を立ててます。
まだ公開はしませんけどね。

とは言え、四国一周サイクリングは、やって良かった
事は間違いないことです。
四国の人は、本当に優しかったです。
海と山のバランスも良く、走っていて、この先は
どうなってるんだ?
ワクワクが止まりませんでした。
是非、皆さんも時間があればチャレンジしてみて
ください。
ダラダラと長い記事になりましたが、これから
四国一周をチャレンジしてみようという自転車乗り
の少しでも参考になればと思い書き上げました。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

時間は掛りましたが、四国一周の記事を
書き終えてホッとしています。
↓頑張って書きました。PUSHお願いします。


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